西尾市K様邸

施工前

Kさまから庭のリフォーム依頼があったのは2014年夏でした。
和の家で、和の庭を持つKさま。
 
日本の気候に合った形式の家を愛着持って住んで見えました。
春にはたけのこ。
夏は畑ではご両親が作ってくれる野菜がモリモリ。
旬の食材を使ってのおもてなしを楽しんでおられるとのことでした。
だた、それをする場所はあるのだけど、使いづらい…。
 
敷地が広いため空いている順番に家を建てたり、庭を作ったりとしたために建物の向き、段差、庭木の配置など思いつき?という感じで場を有効に使えていませんでした。
それらをなんとかしたいというのがご依頼内容。
マツやマキの木、靴脱ぎ石やら景石まで盛りだくさん。
お父様が大事にしている者たちなのでということで時期を選んでの工事となりました。
最初に梅の木。
マツ
そして寒さの苦手なマキの木。
というようにある程度更地になったのが5月。
 
職場の仲間が集まっての催しは20人以上ということで広い開けた場所が必要でした。
なので、広いスペースは石貼りをし、使いやすく。
段差の解消も含めて古い延段も使いました。

施工途中

樹木、石などを撤去(移動)しました。
勾配がきついのでこれらを解消するのが大変です。


 

 

入り口からスカーンと見えては品がないのでさりげなく目隠しの竹垣を作りました。
この瓦はもともとご自宅にあった古瓦です。
そのためできた時から優しい雰囲気が出ました。

縁側も部屋から段差があり使い勝手が悪かったので、使いやすく屋根をつけました。
総檜で分かりづらいですが、ヒノキの間には竹を挟んでいます。材料が良いので無塗装です。


トイレだった建物は近すぎてみんなが入りたがらないということでトタンを板塀に張り替えてミニキッチンに仕様変更しました。
あとはご主人がやはり古材の大谷石でBBQ炉を作れば完成です。 とてもお忙しいご主人さま。
いつになるのかわかりませんが楽しみです。