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●最近の話題 (14) (2007/10/3)

*先日区切りがついた現場は豊川市(旧一宮町)でした。
S様は住宅が建つ前からのご依頼でした。

敷地が広いため、どこに家を建てるかということから関わらせていただ きました。
庭の位置も東南が良いですよというアドバイスも聞いてくださり、リビングも南東に窓を作ってくださいました。

実際工事にかかったのは今年の3月からです。

もちろん3月からずっと工事をしていた訳ではなく、他の現場と平行して入っては休みという形で進んでいたのですが・・・。

ですが石工事が多かったため日にちはかかりました。
S様邸のように長い期間お伺いしていると、早く完成させないとご迷惑がかかるという気持ちが出てきます。

ですが、完成に近づいてくると、完成していく喜びと同時に、もうしばらくここにはこられないんだなという寂しい気持ちが入り交じってきます。複雑な心境で仕事をしているのです。

その、明日が完成という日にS様が言ってくださった言葉。

「明日完成ですか。なんだか寂しいです」

本当に何気なくいってくださった言葉なのですが、S様も同じ気持ちでいてくださったことがわかり、庭をつくるものとして最高の言葉をいただきました。

庭は一応の区切りがつきましたが、今はまだ庭が落ち着いていません。
画像は来年あたりにアップしたいと思っております。

ですので画像は工事前のものです。
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最後にS様、おいしいカレーありがとうございました。
実は毎週木曜日おいしそう・・・と思っていたのです。


●最近の話題 (13) (2007/3/12)

*現在の現場は幡豆郡一色町です。
事務所のある岡崎市から車でわずか40分ほどの距離なのですが、全然違います。
何が?というと魚がとてもおいしくてしかも安いのです。

たかが40分の距離で、岡崎市では売っていない種類の魚も売られています。
海沿いの人たちはこんなにおいしいものを当たり前に食しているなんて、驚きでした。
おいしい魚屋さんの情報を知りたい方はご連絡ください?

と、仕事以外の話はこれくらいにします。

ここの現場I様邸は敷石を張っているのですが、その石を近くの幡豆町で産出される「幡豆石」で施工しています。出来上がりはまたHPでご紹介したいと思っています。

01今回の画像はその「幡豆石」の採石場です。
人間とくらべていかにその石の山が大きいかわかっていただけると思います。
その石の山から、敷石に向く平らな面があり、私の考えるサイズにあった石を一つづつ選別していきます。
これが以外と大変な仕事です。
石は持ったことのない人にはわかりにくいのですが、見た目より随分重いのです。

もちろん、このあたりの石をトラック一車分くださいということも可能なのですが、これをすると使えない石が出てきます。
運が悪いと使えない石のほうが多い可能性があります。
敷石に向く石は大切な材料ですが、使えない形の石はずっと使えない石なので、ゴミになってしまいます。それを避けるためにも石選びは大切な作業なのです。
石を張っていると、自然の形の石を組み合わせて美しい形にすることに感心されますが、その前にも隠れた作業があるのです。

そういった「手間」をかけてあげることによって庭はより美しくなっていくのです。

02 03


●最近の話題 (12) (2007/1/11)

*あけましておめでとうございます。
あまり更新できない私ですが、時々は覗いてくださっている方、本当にありがとうございます。

先日、イギリス学校時代の友人から、当時の同級生と先生のHPアドレスを教えてもらいました。

今では学校を辞められて、教えるのはなくつくることを優先しておられる先生から、色々なことを学びました。うれしい気持ちでHPを見てみました。

けれど、HPを見てもこころがときめかないのです。
学校で学んだすぐ後の10年前だったら、素晴らしい!!!と思ったかも、しれません。

これらのHPで一番感じたことは構造物ばかりに力を入れすぎていて、私が考えている「庭」という観点から外れすぎているなということでした。
植物の力を感じない庭が多いのです。
植物が塀やフェンスの添え物になっているという印象をうけました。

彼らの庭に自分がたたずんでも、リラックスできないと思いました。

シンプルなデザインが好きなのですが、定規で引いたようなラインの組み合わせで構成された庭は副交感神経が減って、交感神経が活発になりそうです。
(副交感神経が活発になるとリラックスできるそうです)

私の考える「庭」はある意味、混沌とした場所であってほしいと思っています。
それは決してぐちゃぐちゃという意味ではなく、人間の力が及ばない自然の力によって庭が成長していく余地があるという意味です。

山にいくとなぜかほっとするというのはそういった自然の力を感じるからではないかと思います。
自然の中で、佇むと何故か守られている感覚があります。

私は山や高原に行かずとも自宅の庭でこういった感情が沸いてくるような庭をつくっていきたいとしみじみ、しかし切に思いました。


●最近の話題 (11) (2006/9/4)

*今年も色々な方にお会いして楽しい仕事をさせていただいています。
Worksもまた近々更新しますね。
今回は生け垣の話です。
住宅を建てるときに外構までは住宅メーカーさんがやってくれました。それでフェンスまでは付けてくれたのですが外から丸見えなので何とかしたいのですが・・・。という相談を受けることが多いです。確かに隣地と接している部分のフェンスは有効かもしれません。(隣家のリビングから自分の庭と面している場合は除きますが・・。)しかし道路に面した部分は通常住宅とセットで付けてくれるフェンスではリビングがまるっきりみえてしまいせっかくの窓も常にレースのカーテンをひきっぱなしというお宅も多いのではないでしょうか?
こういったお悩みの場合は大抵皆さんホームセンターでトレリスを買ってくるとか木製フェンスを付けたいとおっしゃいます。
勿論木製フェンスもいいのですが、木製フェンスは年に一回くらいの防腐剤の塗布が必要になります。その時にすでにアルミのフェンスがついている場合その前に木製フェンスを取り付けた場合その面の塗り直しができないのです。
ではどうしたら良いのでしょうか?
私は生け垣をおすすめします。
生け垣は手入れが大変だから・・・という方も多いと思いますが木製フェンスでも年に一回の塗り直しが必要ですから、生け垣の手入れとそう管理の差はありません。それに今は各市でも助成金で生け垣の補助をしているところが多いと思います。条件はありますが岡崎市でも生け垣補助制度はあります。
これは阪神淡路大震災のときにコンクリート塀は壊れて被害が多かったのに対し、生け垣は被害が少なかったことも理由の一つです。

先日worksにも載せさせていただいている岡崎市のT様邸に伺いました。ここは完成してからもう4・5年になると思います。管理もさせていただいているので定期的にうかがっています。
Worksに載せさせていただいている写真は完成直後のもので生け垣(備長炭の原料のウバメガシです)もまだ育っていませんでした。今は生け垣も順調に生育して生け垣らしくなってきました。
勿論他の木々も生長してリビングからの眺めは心地よい景色となっています。
ここのご主人に「リビングからの眺めがきれいになりましたね」といったところ、「何よりいいのは外から中がみえないところがいいね。部屋の中からは外が見えるから夏は裸でいても来客があるとさっと上着を着れば相手にはわからないからね」という返事が返ってきました。リビングは南向きなので日光は道路側から入ります。その反射で外からは中がみえないのですが、中からはみえるということです。
生け垣は防風と通風の役目もあります。逆のことですが、風を止めずに柔いだ風にしてくれます。風が弱まったら夏暑いのではと思われるかもしれませんが、植物を通した風は温度が下がるのです。こんな生け垣の効用考えてみるのもいいのではないでしょうか?
他の木も成長しています。
他の木も成長しています。
外から見えません
外から見えません


●最近の話題 (10) (2006/2/27)

*なかなかHPを更新できずにいます。
一応これではいけないとは思っているのですが、天気がいいとどうしても現場にいるので遅くなってしまいます。それでもお会いするお客様に「たまにでも更新はされているし、ゆっくりだからこそいかにも商売、商売って感じじゃなくて良いですよ」と言われ安心しました。(でも仕事なのですが・・・)

さて、今回のWHAT'S NEWは私がご愛用の岡崎市にある下駄屋さん「さくらや」さんの
「りょうくん」です。

年を取ったら着物で毎日生活したいと思っているので、時間がゆるせば着物を着て粋な立ち居振る舞いができるよう努力しています。(WHAT'S NEW 最近の話題9参照ください)
そこでお世話になっているのがさくらやさんです。店構えはそうとは思えませんが(ごめんなさい)奥にはいるとなかなかどうして良い下駄があります。
いつもは絶妙に鼻緒をすげてくれる大将と元気な奥さんがみえるのですが、この店の看板はネコのりょうくんです。体重は12キロだと以前伺ったのですが、確認したら公称は11キロだそうです。写真うつりが良くないので残念ですが美形猫くんです。
しかし、体格に似合わずけっこう恥ずかしがり屋のりょうくんなので会えたときはラッキーなのです。
ここにはくうちゃんというりょうくんの妹もいるのですが彼女も女の子にしてはビックで5キロはあるそうです。
このりょうくんとくうちゃんはさくらやさんの裏手の家から二人して勝手に引っ越してきたそうで、最初はネコ嫌いだった奥様は一度元の家に帰したそうですが、また二人(二匹?)してもどってきたので飼うことになったとのこと。
今のネコ嫌いなの?と聞いたら「ねこかわいがりしとる」との素敵な返事が返ってきました。


●最近の話題 (9) (2005/5/20)

*WORKSの追加をしなくてはいけないのですが、現在仕事が非常に忙しくなかなかWorksのアップができません。
今回は事務所周辺で5月最初の土日に毎年行われる「神明宮大祭」の紹介です。

これは岡崎三大祭りの一つに数えられるお祭りだそうです。
しかし、岡崎市民として育った私ですが、この地に事務所を構えるまでそんなお祭りがあることすら知りませんでした。
確かに神明さん(みんなこう呼びます)の名前は知っていましたがお祭りについては全くの無知識でした。

そして、実際にみてびっくりしました。
神明宮の氏子は12町ありますが、すべてが一体になってお祭りモードになります。
子供から大人、そしてそのペットまでもが・・。

私が育った地区は場所としては事務所より田舎なのですが、このあたりのほうが昔が残っていました。
私はこういう文化はきちんと残していくべきだと思っています。

お金では手に入らないものがあります。それがこういった文化、歴史ではないでしょうか。
その地に根を張った生命力のある樹木の美しさ、時を経てなじんだ添景物には、いくらお金をかけたとしても新しい庭にはないものです。
時間が創り出す美とでもいえばよいでしょうか。

こういった昔から続くお祭りを受け継いでいくことが、そういう美しさを感じとれるこころを育むのではないのだろうか。

江戸時代から受け継がれてきたという神明宮大祭をみながら、そんなことを考えました。
※クリックで拡大します

告知から神明宮大祭が
はじまります

今年組長の私の事務所に
ある日突然こんな紙が
張ってありました。

こんな感じです

お祭りの準備です。
この提灯も各町によって
図案が異なります。

準備完了

渡御随行です。神明宮の御神体
を御輿に移し、4時間ほどかけて
氏子町内をまわります

事務所前も通ります

渡御随行の後は
各町の山車曳きです

狭い路地でのすれ違いです

事務所の窓から見える
滝見橋を通る山車

犬だって参加してます

各、山車には山車長が鎮座
しています。いい顔ですよね。

夜、神明宮に宮入して、
お祭りは終わります。
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